イラストワールド月の夢・夜の色

イラストレーター藤沢芳子のひとりごと
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男鹿ブルーの森



行ってきました、現代美術館の男鹿和雄展。
トトロとか、ハウルの城とか、多くのジブリ作品の背景を描かれている方です。
でも、私にとっては「もののけ姫」の背景画家。
本当にほんとうに惚れてしまいました、あの森。

会場は夏休みの所為もあり、午前中にも係わらず結構な人出でした。
トトロのコーナーは特に人気で、大混みだったので、そこはさくっと通って、
もののけの森へ。こちらは順路後半のこともあり、
比較的ゆっくり観ることができました。

男鹿さん独特のコバルト系のブルーグリーンの暗い森が、そこにありました
作品は思っていたより小さくて、そうか、やっぱりどんな大画面の映画でも、
セルのサイズは変わらないものね。と再認識しました。
このサイズの絵(大体A4とB4の間くらい)が、スクリーンサイズに拡大されても
何の破たんも、違和感も、荒さも感じない。
と言うのに、また、驚いてしまいました。

でも、一番感動したのはスケッチの数々。形のみならず、
光もきちんと把握できる、それ自体がもう、立派な作品。
そして、その迷いのない線が、
何千枚、もしかしたら何万枚と背景を描かれてきた職人の技と自信を
感じさせてくれました。

3階会場では、道具類や技法の解説もあり、
とっても勉強になりました。
これから、25回童芸展の作品に取りかかるのに、
活を入れてもらった感じです。
もっともっと描かなければ、と切に感じた展覧会でした。


「写真より存在感があるわね」とおっしゃっていた
感じのよいおばさま。ナイスです。
そんな絵を私も描いていけるようになれると良いな。

写真は撮影OKのコーナーで撮った男鹿さんの背景とトトロです。


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私、藤沢芳子のつたない絵もこちらで販売しています。
| イラスト | 00:58 | comments(3) | trackbacks(0)
7月の黄色い花束


もう8月なので先月の話になってしまいますが、
7月の終わりに花束を頂きました。夏らしい黄色い花束です。
只今、我が家に文字どおり花を添えてくれています。



そして、代官山アートラッシュでは「妖し展」がはじまっています。
ヒヤヒヤでしたが、なんとか搬入に間に合いました。
写真は私のコーナーです。この場所、私の定位置になりつつあります。
作家それぞれの思う「妖し」をぜひ見比べて下さい。
私のはバリで舞踊に使われるお面達です。
生きているように描けているでしょうか?
詳しくはアートラッシュのHPをご覧下さい。


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| イラスト | 22:09 | comments(0) | trackbacks(0)
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